・・・ メイちゃんの車椅子 ・・・

橋本 メイちゃん(14才7ヶ月)

 2月にお問い合わせを頂いた福島県のメイちゃんです。

 「今年に入り寒さのため、感染症になり寝たきりになりました。 徐々に元気を取り戻し、食欲や症状も戻り、今は歩けさえすれば元通りという状態です。 自力で立つ事は出来ませんが、支えると前足は動かし歩こうとします。 後ろ足は出す事もありますが、突っ張ってしまいあまり動かない状態です。」

 まず試乗してみましょうということにして、サイズなどお知らせ頂いていたのですが、直後、腹部に腫瘍が見つかり、摘出の手術を受けることになりました。
 

 3月になって、メイちゃんの飼い主さんからうれしいお知らせが届きました。大手術に耐えて、元気を取り戻したということでした。保留になっていた試乗車をお届けし、その後サイズ調整したメイちゃん号を製作しました。
 制作時は、後ろ足の足受けを付けていましたが、突っ張って立ち上がってしまうということで、飼い主さんが足受けを外してみたところ、どうやら歩ける状態になったということです。高さの調整も飼い主さんが出来るということでお願いしました。
 こちらから出かけていけない状況なのが申し訳ないのですが、これからもワンちゃんと飼い主さんと車椅子屋さんの三方四脚(?)を続けて行きたいと思います。
 


橋本 メイちゃん−続報(08年4月)

 橋本メイちゃんの飼い主さんから続報のメールをいただきました。
 メイちゃん、素晴らしい回復ぶりです。写真を見ても体に力強さが戻っているのが感じられます。


 写真は4月7日。外に連れ出した時のものということです。この時「散歩の途中で、猫と対面したのですが、猟犬の血が騒いだのでしょうか? 追いかけるそぶりをしていたのにはビックリしました。それだけ、気持ちも体も元気になったのだと思います。」という飼い主さんのメールに、こちらもびっくりでした。
 自立歩行もふらつきながら出来るようになったとのこと。メイちゃんの生命力には私たちの方が元気を貰っています。  






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