チビ太の車椅子〜近況ニュース

 今年もたくさんの年賀状をいただきありがとうございました。わんちゃんの近況紹介を兼ねて紹介させていただきます。
(2018.1.8)


 (左)宮城県のはなこちゃん。(右)新潟県のパピー君。
はなこちゃんは2006年からのおつきあいです。

 (左)仙台市のシオちゃん。 (右)宮城県のキヨ君。


寒中お見舞い申し上げます (2017.1.9)

   この写真、実は一昨年暮れのものですがお許しのほど。
   3月のお茶会を目指して、まったくの素人がお稽古を重ねること約9ヶ月。恰好だけは「らしく」見えて来たかな?
   着物と袴はお譲りいただいたもの。着物はお稽古の先輩が、佐藤のサイズに仕立て直して下さいました。
   周りのたくさんの方たちに支えれて、無事にお点前出来たことをご報告します。


ナツちゃんの近況メール (2015.8.8)
 2014年1月に車椅子を製作した根目沢ナツちゃんの近況メールいただきました。

最近は前足の力が弱くなり、散歩もリハビリ状態になりました。 1週間前から、何故か野良猫がまとわり附く様になり、仕方なく世話をしています。
不思議な縁と思い、飼うことにして、動物病院で簡易検査を受けた結果、 生後2か月メス、腸内OK、くしゃみが出るためヘルペスウイルスの疑いあり。
取敢えず、薬を頂き様子見て、後日、混合ワクチン接種予定。

「ナツ」が長生き出来そうです!



暑中お見舞い申し上げます (2015.8.1)

  

   誰? と誰しも思うのではないでしょうか。間違いなく佐藤です。
   ひょんなことからお茶のお稽古をすることになり、3月から月2回、先生のお茶室に通っております。馬子にも衣装のはかま姿もちょっとさまになってきたかしら?
   来年3月のお茶会デビューを目指し、目下「なんちゃって茶人」。不慣れな正座に悲鳴をあげつつ頑張っています。


新年おめでとうございます (2015.1.2)

  

 年明けの2日、暖かな陽射しに誘われて石巻方面へ出かけてきました。ところが向うにつれて雪模様。かっこつけても寒さには勝てない佐藤です。
 津波で大きな被害を受けた渡波(わたのは)海岸では新しい防潮堤の工事が進められていました。震災からまもなく4年になりますが、沿岸部の復興はまだまだ道半ばと
いうことを改めて感じます。

  

 松島まで戻ったあたりで天候回復。展望台からはうっすらと雪景色の松島湾が望めます。松島の海岸通りには観光客も多く、遊覧船が何隻も海に向かっていました。




多賀城跡の木蓮 (2014.4.12)

 春めいてきた朝、近くにある多賀城跡へ。公園内にある木蓮の開花を見に行きました。


 初めてこの木と会った時は満開で、そのまま空に舞いあっがて行きそうな勢いでした。
あれから何度も春を重ねていますが、同じような開花には出会えない。花との出会いも一期一会ですね。


新年おめでとうございます (2014.1.1)


 我が家の末っ子、くうちゃん(3才)。暮れに体調を崩して心配しましたが、数日で元気回復。ほっとしています。


 今年もたくさんの年賀状をいただきありがとうございました。わんちゃんの近況紹介を兼ねて紹介させていただきます。


 (左)宮城県のはなこちゃん。(右)長野県のマー君。
はなこちゃんは2006年、マー君は2007年からのおつきあいになりました。

 (左)神奈川県のピット君。前足の麻痺が進んできたためあご受けに足を載せているそうです。
(右)広島県のルー君。床ずれ防止のために体に触れる部分に耐圧分散のクッションを当てるなどの工夫をなさっています。


新年おめでとうございます (2013.1.1)

 新年のごあいさつを申し上げます。利府近郊は風もなく、穏やかで暖かな年初めでした。陽気に誘われて多賀城の総社宮(そうしゃのみや)に初詣。陸奥国100箇所余りの神社を合祀しているところなんだそうです。


     

 ちいさなお宮ですが地元の参拝客で賑わっていました。鈴や柏手の音が響く中にいると、やっぱり日本人のお正月なんだな〜という気になります。神妙に頭を下げていた佐藤でありました。



チビ太の焼き鳥屋さん?(2012.08.03)


 暑中お見舞い申し上げます。各地猛烈な暑さの毎日ですが、ワンちゃんと飼い主の皆様、熱中症にはくれぐれも用心して日々をお過ごし下さい。
 さて、佐藤ですが5月末から仲良しの焼き鳥屋さんの手伝いに出ております。ここは、佐藤が車椅子を作るきっかけになったチビ太の飼い主さんご夫婦が営むお店です。佐藤が家具製作職人の小僧だったころから、おいしい御飯をごちそうになっていました。お父さんの入院というピンチに「母ちゃんを助けねば〜!」と頑張っております。


 肉を切って串に刺すところから始まるネギマ、牛串、豚串、ホルモンなどどれも大ぶりで食べごたえたっぷりですが、焼く方は炭の熱と煙にまみれての仕事。ほとんど「オレが焼き鳥だ〜」という状態と化しております。ちょっと余裕を見せているのは、お客さんが引けて後片付けモードの時間帯だから。


ライくんからのお便り(2012.07.10)


 4月に車椅子を製作した大阪のライ君からお誕生日のお便りが届きました。
今日は、ライの17歳の誕生日でした。 毎日起きたらすぐに車椅子に乗せて、ライは一生懸命まわってます(o^∀^o) 寝てる時よりも、車椅子に乗ってる方が落ち着くみたいです。 車椅子の上でしょっちゅう仮眠して、イビキもしてます(笑)


雄勝に行ってきました(2012.03.25)


 3月になって大工さんの手伝いが終わった佐藤は津波で壊滅的な被害を受けた石巻市の雄勝(おがつ)町に足を運ぶようになりました。ここは、佐藤がお兄さんや仲良しと何度も釣りに出かけたところ。また、佐藤の中学時代の恩師がかつての赴任地として支援活動を続けている地域でもあります。もろもろのご縁が重なり、皆さまから寄せられた支援物資を届けるなどして、地域の方達との交流を続けています。
 この日は復興イベントが開催され、愛媛県三島高校の「書道ガールズ」の書道パフォーマンスが披露されました。この日の午前中はあいにく町内会の総会があり、出遅れた佐藤が着いたときにはパフォーマンスは終了し、2枚の大きな書が庁舎に掲げられていました。



 震災前は道沿いに商店や民家が建ち並んでいましたが、何も残ってはいません。瓦礫は左の写真の奥に集積されていました。そのさらに奥の高台に仮設住宅がありそうです。
 庁舎も津波に呑まれました。中を使えない状態です。庁舎前に仮設の店舗が作られ、日用品や海産物が販売されています。



 顔見知りになった食堂で「石巻やきそば」をいただきました。茶色い蒸し麺で、子供の頃「焼きそば」といえばこの麺でした。味付けにはウスターソースをかけます。あら汁までサービスしていただきました。支援物資の湯飲みも活躍しています。


 ライブ演奏もあり、パフォーマンスを終えた書道ガールズも楽しそうに参加していました。


 これからも雄勝の皆さんとの交流を続けて行きます。



塩釜神社に初詣 (2012.1.2)

   

 新年のごあいさつを申し上げます。大震災以降、各地の皆さまからはたくさんのご支援をいただき、本当にありがとうございました。いただいた物資は友人、知人を通じて沿岸部の被災地にもお届けすることが出来ました。もちろん私たち自身もありがたくちょうだいし、日々を支えていただいております。皆さまからの応援を励みに、これからも車椅子製作を続けていきたいと思っています。今年も大工さんの現場で働きます。屋根から落ちたりしませんように、指に怪我をして車椅子製作に支障をきたすことがありませんように。自分に出来ることを精一杯勤めていきたいと、心新たな佐藤です。


佐藤、今度は新築現場で働いております(2011.11.16-18)

      

 引き続き章大工さんの下で働いている佐藤です。11月に入ってから、新築工事の現場が始まりました。(写真は佐藤が現場で撮影したものです)。大工さんの現場は全て「尺貫」で進みます(一尺=30.03センチメートル)。佐藤にはちんぷんかんぷんな「大工さん用語」に右往左往の毎日です。とある日、仕事帰りの電車のなかで外国人男性と隣り合わせました。なにげに会話を交わしたら、カタコトの英語とカタコトの日本語で会話が出来ました。大工さんの指示する言葉よりも話が通じたようで、おかげで元気復活できたそうです。

  

 月曜から土曜までこうした現場でめいっぱい働いています。日曜毎の製作では、車椅子のご依頼に年内中には追いつけない状況です。現在のご依頼については、年末年始の休みを利用して製作を考えております。


佐藤、屋根瓦の修繕工事に従事中です(2011.08-10)

      

 勤めていた内装家具工場が津波に被災し、解雇となった佐藤です。8月以降、仲良しの章大工さんの下で瓦屋根の修理現場で働いています。なんとそこには70代の元気な職人さんがいます。50才の佐藤、「まだまだへこたれるわけにはいかない」と申しております。でも、時々音をあげることもありますよ(写真は佐藤が現場で撮影したものです)。

  

 震災から7ヶ月が経ちました。屋根の上の32℃は暑かったな〜。もともと色白の佐藤ですが、顔と首の後ろと腕だけがこんがりと日焼けしました。復興への道のりはまだまだ続きますが、元気で頑張っています。


坂口マー君が利府に来ました(2011.06.12)

  

 車椅子ユーザーのマー君と飼い主さんご夫妻が長野から訪ねてきて下さいました。アウトドア派のご夫妻に加瀬沼公園のキャンプ施設で晩ご飯と朝食をセットしていただき、居ながらにしてキャンプ気分! 楽しい時間をプレゼントしていただきました。

  

 車椅子の調整もして、クルクル駆け回るマー君。元気をたくさん貰いました。ありがとう。

  

 朝食の後、海沿いの被災地に行ってみました。仙台市蒲生、佐藤の会社があった場所からさらに海側の地区です。崩壊した松林の向こうは七北田川の河口の「蒲生干潟」。水鳥の生息地として保護活動も盛んなところでした。


久々の加瀬沼散歩(2011.05.01)

  

 早起きした休日の朝、久しぶりに加瀬沼に散歩に出ました。芽吹きはじめた雑木の中に点在する山桜が混じります。いつもと変わらない春の景色が広がっていました。

  

 例年なら大勢の花見客で賑わう加瀬沼公園ですが、震災以来、救援活動をする自衛隊の駐留基地として使用されており、一般の入園は禁止されています。桜の向こうにはたくさんの自衛隊車輌と隊員の方たちのテントが設営されていました。

  

 さあ、帰ったら朝ご飯。「今日も車椅子を作るぞー」の佐藤でした。


カポック君からのお便り



〜地震関連のお知らせ一覧です〜



 仙台駅前 朝市の桜が咲きました!

 3月末からJRも部分的に運行再開。ガソリンの供給もほぼ回復しました。目にすることの出来る範囲内では、日常生活が落ち着きはじめたかなと思われていたところ、4月7日夜、11日夕方と強い余震が続きました。広域水道の送水管が破損したため、12日からまた断水生活を強いられております。
 そんな中ではありますが、9日、10日には新規の車椅子を製作し無事発送することが出来ました。ひと月あまりお待たせしてしまったこと、佐藤はずっと気にかけておりました。製作の再開は佐藤にとっても大きな励みとなりました。これからも従来通り日曜日の製作・調整を続けていきたいと考えております。車椅子の製作を通して、ワンちゃんと飼い主さんのささやかな応援団でありたいと思っていた私たちでしたが、この震災に際し、私たちの方が大きな大きな応援をいただいたことに心から感謝しております。これからも車椅子を通してのお付き合いをよろしくお願いいたします。 4月16日

 たくさんの救援物資の送付をいただき、ありがとうございます。どの荷物にも、皆さまのお心遣いと思いやりがいっぱいに詰め込まれているのを感じました。生活用品や食料が手に入らない状況の中で、皆さまから届けていただいた物資が喜ばれ活かされていることをお伝えします。
 現在、工房がいっぱいになるほどの状況となっております。この先も復興に向けて長い道のりが続くことと思われ、皆さまには息の長い応援をお願いしつつ、整理・分配のためにひとまずお時間をいただきたいと思っております。
 佐藤は今日から仮設住宅建設の現場に入りました。物資の仕分けや搬送のための時間が取れなくなっている状況です。車椅子の製作につきましては、今後も日曜毎の製作・発送を予定しております。お待ちいただいているワンちゃんと飼い主の皆さまには佐藤の方からお電話でご連絡させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 4月5日

 チビ太の車椅子屋さん、連絡担当です。震災後このホームページで、私たちの状況をお知らせしてくださっていたKOBO工房さんのマスコット犬「コボ」が3月29日にお星さまになりました。震災後の状況の中で、ホームページの更新もままならなかった私たちをこれまで支えてくださったことに心からの感謝をお伝えし、「コボ」のご冥福をお祈りしたいと思います。そして、これからは私たち自身が、現状を発信することにしていきたいと思います。
 各地の皆さまから、応援の物資を届けていただいておりますこと、本当にありがとうございます。送付いただいたものの中には、南三陸町歌津の知人や七ヶ浜町の避難所、私たちの故郷でもある宮城県内陸部の介護施設へお届けすることができたものもあります。内陸部には介護用品が届かない状態にあり、直接お届け出来たことで、早速役立っています。これからも仲良しのネットワークの中で活用させていただきます。
 佐藤の現状ですが、津波で壊滅的な被害を受けた勤務先の工場の再開見通しはいまだ不明です。当面は仮設住宅の建設工事現場で仕事をすることになりました。車椅子の製作については、従来通り日曜日の製作・発送を予定しております。現在製作依頼を頂き、寸法をお知らせいただいている車椅子については4月10日の製作・発送を考えておりますが、佐藤の仕事の状況次第となりますことをご了承ください。
 ひとまずの現状報告としてお伝えさせていただきます。今後、「チビ太ニュース」のコーナーなどで、震災以降の佐藤の活動なども記録に留めて行きたいと考えております。



 写真の猫は、佐藤の住まいで生まれ、会社でずっと面倒をみていた「なおちゃん」です。震災後4日目に発見して自宅に連れて帰りました。押し寄せる津波をどうやってかいくぐり生き延びてきたものか。言葉が通じるなら聞きたい!と思いますよね。でも、涙の再会から数時間後にはごろごろにゃーすか鳴くばかり。「家は借家なんだから〜(鳴くんじゃねえ!)」と、叱られております(^^;)2011年 4月3日

ご連絡です・・・取り次ぎ担当のKOBO工房の足立より、お伝えしております。
皆様へ・・・ご心配と生活物資のご送付をお申し出頂きまして本当にありがとうございます。

・更新が遅くなりまして失礼しました。
28日、震災から18日目になりまして、皆様から、沢山の物資やお見舞いを頂きまして
本当にありがとうございました。
チビ太の2人は、相変わらず、あちこちと奔走しておりまして、元気にしております。
皆様からの物資、本当にありがとうございました。感謝の一言に尽きます。2011年3月28日

・23日。チビ太の佐藤は、地元の救援活動と職場の片づけなど落ち着き始めています。
チビ太をご利用の皆様から、無事のご連絡を少しずつ頂いております。
厳しい状況の中、ご連絡をありがとうございました。
宅配の復旧しておりませんので、チビ太の製作再開は未定ですが、宅配の復旧や本職の復旧
地元の復旧の目途がつきましたら、早期に再開させていただきます。2011年3月23日

・22日。チビ太の車椅子をご利用、ご愛用頂いていますわんこの飼い主様へ
特に東北の被災地でお住まいの飼い主様へ、チビ太の佐藤や毛利が 皆様の安否など心配しておりますが
通信事情の件や被災しましてご連絡が出来なくて大変申し訳ありません。
連絡環境が厳しい状況ですので 連絡環境が復旧しまして、落ち着いた時にでも
チビ太へご連絡いただけましたら幸いです。2011年3月22日

・19日の夜、チビ太の佐藤より電話がありました。
今の近況など、お話ししてくれまして工場の復旧作業と地元の救援を続けているそうです。
町では、知らなかった人と人の助け合いの交流が生まれているそうです。
交流の際に、物々交換や救援のお礼などで各戸にありました保存食や物資などを
頂けるそうで、2人とも感謝の限りだそうです。
ということでして 今のところ物資は何とか、確保出来ているそうです。
地元の宅配が配達可能になってから、物資をお送りして頂けましたら助かります。
(19日現在、水道が断水してしまったようです。)2011年3月19日

・19日になりまして、震災から1週間が経過しました。震災に遭われた皆様へ
あらためてお見舞い申し上げます、そして犠牲になられた方々へ心よりご冥福をお祈りしております。
さて、チビ太の佐藤と毛利とにゃんこ達は、生活物資などで不自由はしておりますが
元気で困難な状況を乗り切ろうとしております。
佐藤は、本職の職場の後片付けに参加していまして、僅かですが、復興の芽が出始めています。
チビ太の毛利のパソコンも、復旧してきましたので 近いうちに、こちらのページの
お知らせ担当をバトンタッチ出来そうです。2011年3月19日

・チビ太の毛利のパソコンが復帰しつつありますので 通信回線事情が復旧しまして
生活環境が復旧しましたら 皆様へご連絡させていただきます。2011年3月18日

・チビ太の車椅子の佐藤、毛利へ、お見舞いのご連絡を頂きましてありがとうございます。
今日現在、2人ともチビ太のにゃんこ達も元気でおりますのでどうぞご安心ください。
家屋は無事でしたので避難所への避難はしてませんが 物資の支給が無く
食料などの生活物資の調達が厳しい状況です。
佐藤は引き続き、地区の救援に奔走しておりますのでどうぞご安心ください。
2011年3月18日

・チビ太の車椅子をご利用頂いてます、わんこ達や飼い主様へ
この度の震災で、どうかご無事でおられることをお祈りしております。
そして、震災に遭われた皆様へお見舞い申し上げます。2011年3月14日

・チビ太の車椅子の製作、レンタル開始再開時期につきましては、まだ未定です。
再開予定日が分かり次第、お伝えさせていただきます。
また、チビ太の車椅子の修理や整備、改造などにつきましてはKOBO工房で
代理対応させていただきますので ご連絡ください。
ご依頼頂きました皆様へご迷惑をおかけしまして申し訳ございませんが何とぞご了承ください。2011年3月13日

・13日の午後、チビ太の佐藤へ電話連絡をしてまみしたところ奇跡的に繋がりました。
佐藤と毛利は2人とも、元気で電話でお話しできました。
家屋は無事ですが 水道が断水していて、電気は停電しているそうです。
食事については、ご近所の皆さんの炊き出しなどで 今過ごしているようでした。
ご心配いただきました皆様へ・・・どうかご安心ください。2011年3月13日

・13日の朝、チビ太の佐藤より、メール連絡がありました。
佐藤、毛利とも、無事との連絡がありました。チビ太のにゃんこ達も無事です。
大変、ご心配をおかけしましたが まずは無事の連絡がありました。
ただ チビ太の車椅子のご用意が かなり厳しい状況です。
また、詳しい状況やチビ太の佐藤の状況など連絡が入り次第、お伝えさせていただきます。2011年3月13日

・12日現在、チビ太への連絡(携帯電話・メール)が着かない状態が続いています。
チビ太のレンタル等をご依頼されておられます皆様へご迷惑をおかけしております。
引き続き、こちらから仙台へ連絡を入れ続けております。
チビ太のレンタルなど、ご依頼されています皆様へ 取り次ぎ担当のKOBO工房から
ご連絡させていただきますので 今しばらくお待ちください。2011年3月12日

・3月11日に発生しました地震で皆様へご心配をおかけしております。
午後3時時点で、チビ太の佐藤は無事です。と携帯メールへ連絡がありましたが
通信規制で、それ以降、連絡が取れない状況です。
引き続き、連絡を取り続けていますので 状況が分かり次第、お伝えさせていただきます。

  ・チビ太へご依頼頂きました皆様へ、佐藤への連絡が取りれない状況ですので
チビ太への連絡につきましては チビ太のメールホームよりお送りください。
臨時で 取り次ぎ担当です、KOBO工房へ届くようにしておりますので
よろしくお願い申し上げます。2011年3月12日


※下記の文章は3月22日に書き置いたものですが、ガソリン供給が安定しない時期でもあり、内容に誤解を受ける部分もあるのではと思い公開を控えていたものです。チビ太の車椅子屋さんが経験として記録に留めたいと思います。

東北関東大震災と津波に遭遇して

 3月11日に発生した地震・津波に被災して以来、たくさんの方々からご心配のメールやお電話をいただきありがとうございます。また、被災された各地の方々のご無事を心より 願っております。車椅子の製作につきましては、宅急便の集荷・配送が整い次第再開できると思います。状況がおちつくまでもうしばらくお待ち願います。
 <現在の状況>
 住まいの建物にはほとんど被害がなく、自宅で過ごせています。屋根の下、あたたかな布団で眠ることができるだけでも恵まれています。電気は13日に復旧、同日プロパンガスも使える状態が確認できました。水道は21日未明に復旧しました。食料については米、野菜、肉類もストックできている状態です。電気の復旧が早かったため、冷蔵庫の使用が可能になったのが幸いでした。買い出しに並んだのは一日だけで、あとは佐藤が水や食料、燃料を調達して訪ねていった先々の知人たちから貰ったものがほとんどです。
 <少し振り返って>
 震災翌日から佐藤はとにかく走り回っています。まず水。震災直後に雪が降り、翌朝雨樋から落ちる水をストックケース(2つ、ほぼ100リットルを1リットルのペットボトルで汲み上げました)に溜めました。ザルにキッチンペーパーを敷いて埃を漉し、洗い物用水としました。家の近くに水道管が破損して水が出ている箇所があり、そこできれいな水が汲めるようになったので、ポリタンクに詰め、安否確認のため友人や知人を訪ねたのが始まりです。そこで「蝋燭がない」「炊き出しをするのに炭が足りない」と聞けば、住まいの近隣のお家にも声をかけ、使われずにいた蝋燭や炭、練炭などをいただいて届けるようになりました。また、東松島市の両親と連絡が取れないという友人の実家をたずねてご無事を確認し、そのまま佐藤の郷里まで足を伸ばして兄弟や親戚の無事も確認することができました。ほぼ220キロの行程でした。
   この時点でガソリンがほぼ底をつきました。仙台港周辺ではガソリン泥棒が発生し、ガソリンタンクに穴をあけてガソリンが盗まれてはじめていました。残ったガソリンが垂れ流しの状態にあり危険な状況でした。津波に巻き込まれた車の持ち主から、タンクに残っているガソリンはこのままではあぶないので抜いてくれという申し出がありました。作業をしていると、近隣の方から「このままだと危険だから、家の車のガソリンも抜いて」とか、「会社の主要な車二台に満タンにしてくれればあとは提供します」という申し出をいただきました。また、佐藤が車椅子を製作するきっかけとなった「チビ太」のお父さんも、人工肛門を装着しています。そのバックは3日でいっぱいになります。交換のバッグは供給先にとどいているのですが、通常なら配達してくださる方の車にもガソリンがなく身動き取れない状況にありました。どうにかならないかという連絡を受けた中、ガソリンを運んでお父さんと供給先まで行くことができました。同時期に、生まれながら肛門形成不全の新生児が危険な状態にあると聞きました。一刻も早くその子に必要な機材を届けてもらうためにも、提供されたガソリンが役立ちました。夕刻には「無事に間に合いました」という連絡を受け、佐藤にとってはその瞬間なによりも心が動かされたエピソードだったそうです。私は現場におりませんので一部かいつまんでの話としますが、ガソリンを安全に抜くことは決して簡単なことではない、危険も伴う作業であることをご理解ください。また、提供していただいたガソリンはその後も私物化せず、被災地の実家へ向かうという会社の同僚や、医療機器を運んでいる方たちにも無償で提供し役立ったことも申し添えたいと思います。ガソリンスタンドが閉鎖され、順番待ちの車が車線をふさぎました。その中で医療機器の運送をする方たちは個人でも優先されているかと思いきや、「緊急車両」許可証であっても、国からのものだと優先的に満タンにガソリン供給を受けられ、県からの許可証では一般扱いとされ、並ばなければガソリン供給が受けられないということもあったそうです。21日頃からガソリンスタンドも再開しはじめましたから、状況は緩和されていくことと思います。震災発生後約一週間の混乱の中でのエピソードとしてお伝えします。
 <ナオちゃんの生還>
 15日のこと、佐藤の勤務先にいた猫の「ナオちゃん」が生還しました。勤務先は津波に襲われ、立ち入り禁止区域となっていたのですが、行けるところまで車で、その先は徒歩で会社までたどり着きました。犬や猫だけでなく生き物の気配はなにも感じられない状況だったそうです。そこで「にゃおん」という声を聞き、佐藤が「にゃおん、にゃおん」と呼びかけたら、倉庫のがれきの中からにゅうっと背伸びしながらナオちゃんが出てきました。持っていた餌をあげたら声をあげながらかぶりついてくれました。すぐに抱き上げ、消防車輌や捜索車輌サイレンが響く中、サイレンの音におびえ泣き叫び、爪を立てるナオちゃんを抱き、足場の悪い中やっとの思いで車に辿り着いたそうです。連れ帰られたナオちゃんは海水と泥の混じった匂いがしていましたが、やせこけた様子はなく、怪我もしていませんでした。どこでどうしていたのか、どうやって倉庫までたどり着いたのか、ともかく無事で帰ってきてくれました。その朝の再会の感激は束の間、夕刻にはもう元気ににゃーすか鳴き、「借家なんだから鳴くんじゃない」と叱られました。

  

 (左写真)津波から生還したナオちゃん。
 (右写真)モモ(三毛)とくうちゃん(手前の茶トラ)にはさまれて。いちばん年上なのにいちばん甘ったれさんです。

   

二度と歩けない道


 工房の北側を走る三陸自動車道路から仙台北部道路に接続する利府JCTが10月22日に完成。これを記念して、加瀬地区住民を対象とした現場公開が実施されました。完成すれば二度と歩けない道に踏み跡を残してきました。

  

 (左写真)作業用道路を上ります。右手の青く見えるのがこれから歩くCランプ橋。
 (右写真)Cランプ橋入り口からの眺め。左側の高い道路は今回同時完成のBランプ橋。いちばん高いところで28メートル、ビルの8階くらいの高さになるそうです。

  

 (左写真)仙台の市街地が遠望できます。真ん中の鉄塔の左下に、8月に完成した高層ビルが見えます。
  (右写真)北部道路との接続地点。すぐ脇を車が走っていきます。ドライバーの方がびっくりしていたかもしれませんね。

  

 (左写真)東北新幹線車両基地。「新利府」駅は基地の側面にある駅。利府線は、東北線の「岩切」駅から「新利府」「利府」でお終いですが、車窓から新幹線の基地が望めます。
  (右写真)新幹線が回送されてきました。あれは八戸新幹線の車両かな。真ん中奥に、サッカーワールドカップの会場になった「グランディ21」が見えます。

  

 仙台に隣接する利府町。車両基地の向こうには、大型スーパーやシネ・コン、ホームセンターなどが建ち並び、さらに奥は新興住宅地が広がっていますが、加瀬地区にはのどかに広がる田んぼの景色がまだまだ残っています。刈り取りの済んだ田んぼの中に立ち並んでいるのは「ほにお」。こうやって稲を天日に干すのです。昔ながらの光景もだんだん珍しいものになっています。


夏のお客さま@


 暑さのあまり? 作業場前のコンクリートの上でひっくり返っていたカブトムシ。甲太郎と名付けた一夜の客人です。


夏のお客さまA


 翌日はなぜか雌のカブトムシが。スイカがお気に召したのか、カブ子ちゃん は二日間のご滞在でした。


夏のお客さまB


 モモと戦うかまきりさん。早々に窓の外へお引き取りいただきました。


仔猫が生まれました

  

  

 3月12日に佐藤の勤務先にいる猫に赤ちゃんが生まれました。「我が輩は猫である。名前はまだニャイ」と言っているのかどうか。里親募集中です。


2月の雪


 あまり雪も降らない冬でしたが、2月に入ってから明け方に雪景色を見ています。これは2月13日の朝。午後にはあらかた融けてしまいましたけど。


釣り上げました、49センチ〜!


 1月10日。再び雄勝湾に出かけた佐藤でした。午前7時出船。この日はゲストもなく、お兄さんとふたりきり。お兄さんの工夫した仕掛けも利いて、35センチ大のアイナメが数本上がりました。しかし、前回逃したサイズの大物はかからないまま。陸から正午の時報が聞こえ、佐藤が持参したポールウインナーに齧り付いたその時!
 ハゼの生き餌と、お兄さんが考案したとても繊細な仕掛け。ぐいっと引き上げられるような代物ではありません。糸を伸ばせば養殖の牡蠣棚に潜り込まれ、糸を切られてしまいます。ドキドキする駆け引きを続け、ようやく釣り上げたのは、昨年の記録を更新する49センチの大物でした。

 持ち帰ったそれは、まな板からはみ出すほどの長さと、家の猫たちよりも大きいくらいの頭と、グラマラスな唇の持ち主。金色に輝いているのは雄の婚姻色なのだそうです。

 捌くのはもちろん佐藤の仕事。頭を落とし、三枚におろします。頭と内臓はアラ出汁に。引いた皮と中骨はから揚げにしてその日の酒のつまみ。そして一日おいて、今夜は刺身とネギ味噌たたきで、いただきま〜す。



2010年あけましておめでとうございます


 雪模様の元旦。工房前から望む初日。


 初詣に塩釜神社へ。男坂(202段)の前で。



ミヤギテレビで取材・放送されました


 9月20日に取材があり、24日夕方のニュース番組の中で放送されました。
 動物愛護週間にちなんでの取材ということで、長く車椅子での生活を続けている「カイちゃん」に協力をお願いし、登場していただきました。
(9月26日)



文豪デビュー?


 近頃老眼鏡を必要とする佐藤であります。明治時代の作家の写真に見えますか?
 作家と言っては大げさすぎますが、地元の情報紙「河北アルファ」2月5日号のコラムに「チビ太の車椅子屋さん」として登場しました。web版が見られるということなのでご紹介します。 「河北アルファ」  期間が限られるかも知れませんので、お早めに!  (2月11日)



寒中お見舞い申し上げます


 1月25日に雄勝に釣りに出かけた佐藤、今までで最高というビッグサイズ(48センチ)のアイナメを釣り上げました。実は正月休みの釣りで同じくらいの大物を逃し、珍しいほど悔しがっていたのでした。リベンジかなってご満悦です。釣具屋さんが上手に写真を撮って下さったので、実物よりもはるかに大きく見える、でしょ?(^^;) ひとつだけ訂正、釣り場「仙台港」とありますが、石巻市の「雄勝(おがつ)湾」です。 (1月31日)



亀と遊ぶQタロー君


 福井県の飼い主さんから「地震、大丈夫でしたか?」というメールをいただきました。Qタロー君、昨年は「網戸を破ってしまいました〜」というお便りをいただきましたが、今度はお散歩の途中で会った亀と遊んでいるそうです。やんちゃな様子はほほえましいけど、亀さんにはとんだ災難だったかな? 今年の北陸地方は雨があまり降らないうちに 梅雨が開け、連日34・5度を超える日が続いているそうです。Qタロー君も亀と遊びすぎて熱中症になりかかったこともあるとか。関東以西の皆様、散歩の際は暑さ対策を充分にして下さいね。 (8月2日)



6月14日の地震のこと


仙台でも震度6という地震でしたが、利府は倒れたものもなく無事でした。
「大丈夫でしたか?」というご連絡をたくさん頂きました。ありがとうございます。
佐藤は会社で面倒を見ている子猫を家に連れてきて、いつも以上に楽しい時間でした。

被災され避難所で過ごしている方々、犠牲になった方々もいらっしゃる中で、
無事で過ごせていることはありがたいことと思います。その分これからも頑張らなきゃね。
子猫は5匹生まれた兄弟の中でいちばん小さくて、おっぱい獲得競争ではいつもはじかれていたそうです。
「こんな子だからかわいくてしかたない」という佐藤でした。
いずれ実家に連れて行き、闘病中のお母さんの相方になってほしいと考えています。



緑増す季節


5月25日 夜来の雨が上がりました。
佐藤が作業している場所から。
窓の額縁を通して見る外の景色です。

外に出れば農家の方が丹精している畑が広がります。右の写真の中ほどに、白く点々としているものが見えますか?

芍薬の蕾と、カラーでした! こんなにたくさん咲いているのを見たのは初めてです。



GW、いかがお過ごしでしたか?


佐藤は5日から田植えの助っ人。
初日、「余裕しゃくしゃく〜」だそうです。



桜が咲きました!



昨年はご紹介出来なかった加瀬沼公園の桜。
4月13日、五分咲きというところかな。



こちらは多賀城史跡公園





よみがえった自転車!



 佐藤が18才の時に手に入れて以来、ずっと共にいた自転車です。
タイヤが老朽化して、乗ることも出来なくなっていました。
畑仲間→飲み仲間として知り合った方の助けを借りて、ン10年ぶりに息を吹き返しました。


 まだ前髪もふさふさしていた若き日(^^;)、この自転車で愛知県から安房峠を越えて軽井沢まで旅したこともあったとか。
今では太ももの筋肉の衰えを実感する日々、これで鍛えなおすぞー!と、張り切っているのでした。




あけましておめでとうございます
2008年のお年賀状をいただきました。ワンちゃんの近況ニュースも兼ねて御紹介します。

写真左:東京都のグレース   右:長野県のマックスです。





海に出かけました!


(撮影日 9月16日)

 休日のひと日、石巻市の雄勝(おがつ)湾で海釣りをして来ました。
釣果この一匹の佐藤でありましたが・・・(^^;)


残暑お見舞い申し上げます


(撮影日 8月12日)

 あまりの暑さに家事を放棄した姐さんであります。
製作風景の取材と称して遊んでおりました。涼しさにはほど遠い写真ですが、お許しのほど。

“入り江”の深まるこの頃であります(^^;)
この日は宮城県内のダックス2台の車椅子を製作。お盆明けにお届けすることになっていますが、作ったらもうお届けしたくてたまらない佐藤でありました。

 ←お盆直前、お隣の家には早朝から庭師さんが。後で聞いたところ、この方82才なんだそうです。
 →佐藤には「働け!」と言いつつ、だれている姐さんでした。

ちょっと趣向を変えて、工房周辺の春の景色を御紹介しましょう
(撮影日 3月25日・4月8日)
 工房の南側は、道路をはさんで農家の方が丹精している畑が広がっています。  春の準備が進んでいます。写真の右手から下っていくと、加瀬沼公園に出ます。  こちらは北側。建物は東北新幹線利府車輌基地。手前を走っているのは三陸自動車道です。

加瀬沼公園
 雑木林の芽吹きはこれから。  ここは桜林です。  朝の加瀬沼。

多賀城史跡公園
古代律令政府によって開かれた陸奥国の国府(こくふ)跡。奈良・平安時代の東北地方の政治・軍事・文化の中心地でした。
 加瀬沼から斜面をひと登り。ここは北門遺構。  私たちが「ジーナ」と呼んでいる木蓮の古木(樹齢160年)。つぼみがほころんでいました。  こちらは政庁跡。ここも桜がきれいなところです。古木の生命力には畏敬の念すら覚えます。

〜また折々の風景を御紹介していきたいと思います〜


3月、奈良・東大阪に遠足して来ました

2007年のお年賀状をいただきました。ありがとうございました。



宮城の新たな車椅子ワンちゃん

 06年10月末にNHKのローカル番組「てれまさむね」で佐藤の車椅子が紹介されました。
(逆取材レポートをご覧下さい)
その後宮城県内から車椅子の製作依頼を受けたワンちゃんたちを紹介します。

小野寺はなこちゃん         藤村キャンティーちゃん



 石巻市在住              仙台市在住

正木ジロちゃん      鈴木こまちちゃん


ジロこまち

 仙台市在住         白石市在住

 あらかじめ佐藤が用意していた車椅子で、初めてにもかかわらず、上手に乗りこなしてくれました。
フレームの長さや足置きの高さを調整して、その日のうちに納車できました。
みんなとってもフレンドリーで、私たちにも最初からなじんでくれたのも嬉しかったです。
 はなこちゃんの写真は御家族から送って頂いたもの。他は私が撮影したものです。
ん〜、いきいきしていた雰囲気が伝わらないのが残念! 今後の課題です。


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